※引用:「天幕のジャードゥーガル」1巻より
「天幕のジャードゥーガル」のプチ感想・レビューです。
感想は読書メーターで書いた文章になります。
興味を持ってもらえると嬉しいです。
感想
知識と教養でモンゴル帝国を生き抜いて行く、女性たちが主役の歴史マンガ。
奴隷少女のシタラは、学者の家系であるファーティマ家に引き取られます。
ファーティマ家は、シタラに教養を身に付かせようとするのですが、シタラはとある理由で学ぶ事を拒否しています。
しかし、ファーティマ家の息子であるムハンマドとの出会いと別れの中、シタラは学ぶ事の大切さと楽しさを覚えていきます。
それから数年が経ち、舞台が一変します。
シタラ達は遊牧民の侵攻を受けます。
シタラは、ファーティマ夫人と大切な書物を共に地下室に隠れるのですが見つかってしまいます。
その際に、夫人はシタラを庇い亡くなり、書物の中の一冊「原論」を強奪されます。
侵攻してきたのはチンギス・カンの四男トルイという男。
トルイは后から、「原論」見つけたら持ってきてと言われていたので実行したのでした。
捕虜となったシタラは、協力者を得て「原論」を取り返すべく行動を開始します。
新たにファーティマと名乗り、侵攻してきた者達との生活を得て、后のお仕えになります。
「原論」を持ってきて、と后が何故言ったのか、その真意を知ったファーティマは、改めて后に対する怒りと、屈しないと言う気持ちを持つのでした。
今回はあらすじっぽく書いてみました。
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プチ感想・レビュー#93